ブログ

HOME >  ブログ >  当事者研究 >  当事者研究第62回目

当事者研究

当事者研究第62回目

今日、前半は江口さんの研究。テーマは「気持ちの整理について」江口さんには、2歳半ぐらいで離別し、今高校生になる男のお子さんがいらっしゃるそうです。精神を病んだことが原因で引き離された辛さを語る時、江口さんが涙ぐむ場面もありチョッとシーンとする場面も。

また一緒に暮らせることは考えていないけど、一度顔を見たい。切実な母心には皆共感しました。そして、会えなくても「愛は通じる」という先生のお言葉や、2歳半になれば母のぬくもりは覚えているという意見も出て江口さんもすこーし明るくなりました。

DSC_0427.JPG

後半は鈴木さんの幻聴さんをテーマとした研究でした。鈴木さんには100人くらいの「ごくつぶし幻聴」(悪者)と、それと戦い鈴木さんを守る「アート幻聴」さんがいるそうです。とくにヒデキはまるですずきさんの恋人?のようで、彼がいるならリアルの彼氏はいらないくらいだと。でも、いい味してるんですよねごくつぶし幻聴も。語る鈴木さんも楽しそうで、共感する人やいろいろ突っ込む人もいて明るく盛り上がった研究となりました。鈴木さん、ごくつぶしにも愛を!そうすると機嫌がよくなるよという興味深いアドバイスも勉強になりました。DSC_0428.JPG

      

                                                              K